マイコン端子とドットマトリクスLEDの配線

本テキストでは、以下のようにマイコンボードの各端子とドットマトリクスLEDの各端子を接続することにします。

マイコンLEDマイコンLED
IO0A0IO21C0
IO2A1IO22C1
IO4A2IO23C2
IO5A3IO25C3
IO16A4IO26C4
IO17A5IO27C5
IO18A6IO32C6
IO19A7IO33C7

マイコンの入出力端子や各入出力装置はメイン基板上のピンソケットに接続されており、ピンソケット間を線材でつないで配線していきます。

基板のパターン配線により、マイコンの上記のピンは図1-17のようにピンソケットに引き出されています。同様に、ドットマトリクスLEDのアノードとカソードもピンソケットに引き出されています。

図1-17 基板の配線イメージ

なお、図1-17は各端子の対応を示したもので、実際はLEDのカソードとピンソケットの間に抵抗を挟んでいます。

それでは、マイコンとドットマトリクスLEDを図1-18のように配線しましょう。配線が済んだら、次の解答と見比べてみましょう。

図1-18 マイコンとドットマトリクスLEDの接続

配線作業は、必ずキット本体の電源を切った状態で行ってください。これを怠ると、不用意に端子を短絡して素子を破壊したり、思わぬ事故につながる危険性があります。また、半導体素子全般に言えることですが、とりわけC-MOSデバイスは静電気に弱いので、空気が乾燥して人体が帯電しやすくなる冬場など、可能であれば帯電防止用のリストストラップを装着するなどして配線作業を行うことを推奨します。